ドジャースが執念サヨナラでMLB最速60勝到達!今季初延長戦でラッシングが決めた!大谷翔平は19号逆転2ラン含む3安打4打点の大暴れ
「ドジャース8-7ロッキーズ」(6日、ロサンゼルス)
ドジャースが逆転サヨナラ勝利を収め、MLB最速で60勝に到達。「1番・DH」で先発出場した大谷翔平投手が、三回に19号逆転2ランを放つなど4打数3安打4打点、1四球の大暴れで打線をけん引。九回に追いつかれ今季初の延長戦に突入したが、ラッシングの一打で勝ちきった。
3点リードの九回だった。クローザーのスコットがまさかの炎上。2本の長打を浴びて同点に追いつかれた。ロバーツ監督の執念チャレンジで勝ち越しは阻止したが、重苦しいムードが漂った。
試合は今季初の延長戦へ。延長十回に1点ずつを取り合った中、十一回はイニングをまたいだエンリケスが無失点でしのいだ。その裏、マンシーが申告敬遠され、エドマンが難しい状況からきっちり送りバントを決めた。そしてラッシングがしぶとく二遊間を抜き、勝ち越しの1点を奪った。
直後に一塁を回ったところで歓喜のウォーターシャワー。さらにグラウンドインタビュー中にはコールから大量の氷水をぶっかけられた。「決して美しい状況とは言えなかったが、何とか乗り切ることができた。もっとドジャースの勝ち星を増やしていきたい」。延長十回には本塁クロスプレーと巡ってロッキーズのカリッグと言い合いになり、乱闘騒ぎに発展したが、意地の一打でゲームを決めた。
大谷がドジャースタジアムを歓喜に包んだのは三回の第2打席だった。先頭のラッシングが初球を打って右越えの二塁打で出塁すると、続く大谷も初球の甘いカットボールを完璧に捉えた。
打球はグングン伸びて左翼席へ。大谷は打席で悠然と打球を見つめ、美しいバットフリップとともに一塁へ走り出した。ダイヤモンドを一周し、ホームではラッシングと笑顔でハイタッチ。試合をひっくり返す一撃に本拠地は大興奮となったが、これで終わらなかった。
続く四回にマンシーの適時打、ロハスの犠飛で2点を追加し、なおも1死二、三塁の好機。2球目の内角直球を振り抜くと、詰まりながらも二遊間をきれいに破った。一気に2者が生還する中前2点打。5打点をマークした5月16日のエンゼルス戦以来、今季3度目の大暴れだ。
さらに七回の第4打席でも内角カットボールをきれいに捉え右前打を放った。5月26日のダイヤモンドバックス戦以来、今季7度目の1試合3安打。26試合ぶりの固め打ちで打率は・294へ上昇した。
投打同時出場した3日のパドレス戦で、スイングした際に右上腕二頭筋の違和感を覚えて4日の同戦を欠場した大谷。休養日を挟み、32歳の誕生日となった5日のゲームではタイムリーを放っていた。そして32歳初アーチとなる逆転2ラン。試合前にはキャッチボールも再開するなど右腕の不安を完璧に払拭した形となった。
チームは開幕から故障者が続出したが、新戦力や代役がしっかりと力を発揮してMLB最速で60勝に到達。連敗を阻止し、貯金を再び今季最多タイの「28」へ戻した。
