ドジャース 384億円砲タッカー、苦しい胸中吐露「楽しい状況ではないが、続けるしかない」 打率・239低迷 打順は2番→4番→6番
「ドジャース4-3レイズ」(15日、ロサンゼルス)
ドジャースは3点を追う二回無死一、三塁の絶好機に6番タッカーが右中間席へ6号3ラン。同点の七回には代打ロハスの起用が的中し、2号ソロで勝ち越しに成功した。ブルペン陣が最少リードを守って勝ち切った。大谷は4打数無安打。5月10、11日以来の2試合連続ノーヒットで見せ場をつくることはできなかった。
劣勢のチームを救ったタッカーは試合後のクラブハウスで殊勲の一打を振り返り、「いい感じだった。外に落ちていくチェンジアップだったけど、しっかりついていって、いい角度で打球を飛ばせたのは良かったと思う」。 直近6試合は5試合で安打を記録し、打率は・304。試合前の打撃練習で感触をつかんでいたことを明かし、「自分が求めていた形ができていた。これが試合でも出てくれたらいいな”と思っていた。実際、どの打席でも感触が良かったよ」と手ごたえを口にした。
しかし、シーズンの打率は・239と依然として低迷。打順も開幕時は2番で起用され、大谷と1、2番コンビを組んでいたが、結果を残せず、4番→6番に落としている。
ここまで自身の打撃を「1打席とか、1試合だけ良かったと感じたことはあったけど、長い期間ずっと良かったというのはまだない。これで次の打席もいける、次の試合もいけると思っても、また振り出しに戻ってしまうことが多かった」と表現したタッカー。「まだ多くの試合がある。楽しい状況ではないが、やり続けるしかない」と自分に言い聞かせるように話した。
昨オフにカブスからFAになり、ドジャースと4年2億4000万ドル(約384億円)で合意。一部年俸は後払いで受け取ることになっているが、1年平均に換算すると6000万ドル(約96億円)の超大型契約だ。
本来は走攻守を兼ね備えた好選手。アストロズ時代の22年には打率・257、30本塁打、107打点、25盗塁を、23年には打率・284、29本塁打、112打点、30盗塁をマーク。昨季も22本塁打、73打点、25盗塁を残している。
球団3連覇が懸かったシーズン。新しい環境や大型契約を重圧に感じているかと問われた29歳は「いや、そういう考え方はしない。場所や環境は関係ない。自分はただ良い打席を送り、良い守備をしてチームの勝利に力になりたい。そのことだけを考えてプレーしている」と言い切った。
