楽天 吉井理人新監督就任を正式発表 三木谷オーナーと並んで就任会見「社会人力を上げていきたい」異例の決意表明 背番号は「81」に決定

就任会見した楽天の吉井新監督
 就任会見に臨む吉井新監督と三木谷オーナー(撮影・鈴木創太)
プロ野球楽天の新監督に就任する吉井理人氏(右)と握手する三木谷浩史オーナー
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 楽天は17日、仙台市内で昨季までロッテの監督を務めた吉井理人氏の新監督就任を発表し、会見を行った。背番号は「81」に決まった。

 冒頭で同席した三木谷オーナーは「近年はAクラスに入れない状況が続いている。単純に今年の成績を良くするのではなく中長期的な戦略に基づいて様々な改革に取り組んできました。2軍の方は一定の成果が出ていますが1軍の方は成果が出ず、オーナーとして責任を感じています」と語り、「今年の成績を追い求めるだけでなく、中長期的に球団の方向性、さまざまな改革をしないと継続的な強い球団は作れないと判断し吉井理人さんに監督の就任をお願いすることになりました」と説明した。

 吉井新監督は「チームは大変な状況になっていますがイーグルスは若お選手もたくさんいますし可能性のあるチームだと思います。今まで経験した知識を全てつぎ込んでいきたいと思います。勝利も大事ですけどファンにも愛されるチームにしたいと思います。そのために選手の社会人力も上げていきたいと思います」と異例の表現を用いて改革を行う決意を語った。

 「初めは迷ったんですけど、やるぞと決めてからは覚悟を決めています」

 就任については「三木谷オーナーが熱心に誘ってくれて野球に対する思いも強いなと感じてこれは引き受けるべきだと感じました」と明かし、「まずは勝つぞと言う強い気持ち、精神論になってしまいますが、そこをみんなに再確認してもらって取り組みみたいと思ってっています」と力を込めた。

 昨季、ロッテの監督を退任したばかりだが「去年の秋にマリーンズの監督を辞めてから携わってきた選手の活躍が楽しみだったんですが、そこは割切って敵としてやっつけていく気持ちでやりたい」と語り、「可能性があるかぎり優勝は目指したいと思います。プロの集団として是対のことなので可能性がなくならない限りそこを目標にやっていきたいと思います」と誓った。

 チームは現在借金16でリーグ戦、交流戦ともに最下位に低迷。10日に三木肇監督(49)の休養を発表し、塩川達也ヘッドコーチ(43)が監督代行に就任していた。吉井氏はリーグ戦再開初戦となる19日の古巣のロッテ戦(ゾゾ)から指揮を執る。

 吉井氏は現役時代には日米通算121勝を挙げた。08年からは日本ハム、ソフトバンク、ロッテで投手コーチを歴任。ダルビッシュ有(パドレス)や大谷翔平(ドジャース)を育てた。22年にはロッテのピッチングコーディネーターとして佐々木朗希(ドジャース)を指導した。

 23年から3年間ロッテで監督を務め、就任1年目には前年5位だったチームを2位に躍進させた。24年は3位。昨季は最下位に沈み辞任した。

 楽天は現在チーム防御率はリーグ最下位の3・61。投手陣の指導で実績を残した吉井氏の下で、チーム再建を図る。

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