大谷翔平が今季ワースト4失点で防御率1点台に 7回投げきれず降板 規定投球回到達まであと1死 自身5連勝の権利手に降板
「パイレーツ9-8ドジャース」(10日、ピッツバーグ)
ドジャースの大谷翔平投手が先発マウンドに上がり、7回途中で今季ワースト4失点(自責点3)。規定投球回まであと1死届かず、防御率は1点台へ悪化した。それでも自身5連勝となる7勝目の権利を手に降板したが、八回に救援陣が一挙5失点の大炎上。九回に自ら12号2ランを放って反撃したが、及ばずチームは貯金20到達を逃した。
この日は正捕手のスミスが首の張りを訴えて欠場が続いており、ラッシングと今季初のバッテリーを組んだ。PNCパークではキャリア初登板となった中、先頭のホーウイッツに2球目のフォーシームで詰まらせた。だが打球は三塁後方にポトリ。いきなり先頭打者を出塁させると、続くロウにはストレートの四球で歩かせてしまった。
いきなりのピンチでギアを上げ、レイノルズの3球目に100マイルを計測。5球目の内角100・2マイルで空振り三振に仕留めた。続くオハーンもアウトローの99マイルで空振り三振。2死にこぎつけると、最後はゴンザレスを99マイルで右飛にねじ伏せ、スコアボードにゼロをともした。
二回も1死から四球を与えたが、落ちついて後続を打ち取った大谷。序盤3イニングを無失点で立ち上がったが、味方打線が2点を先制した直後の四回、まさかのシーンがあった。メジャー2年目のキャリハンにフォーシームを完璧にとらえられた。打球は右翼席場外に消える飛距離130メートルの確信弾。5登板ぶりの被弾で1点差に迫られ、なおも2死二塁のピンチを背負ったが、この日最速となる101マイルを投じ、空振り三振で最少失点で切り抜けた。
五回、六回と無失点に抑えた大谷。七回には四球と不運な内野安打で無死一、二塁のピンチを背負ったが、トリオーロを3球三振に斬った。打順はトップに帰り、ホーウィッツも見逃し三振。しかしロウには右翼線二塁打を浴び、今季ワーストの3失点だ。ここでマウンドを降り、スタンドからブーイングがわき起こった。
その後、ベシアがレイノルズの三ゴロを痛恨の後逸。適時失策となり大谷は失点4となった。それでも一発出れば同点の場面をベシアがしのぎ、勝利投手の権利は守られた。しかし八回、ハートが逆転3ランを被弾し、後を受けたドライヤーも2ランを浴びた。一挙5失点に敵地は騒然となり、大谷の勝利投手の権利も消滅。九回に12号2ランを放つも、あと1点及ばなかった。
大谷は試合前時点で10試合に先発し、6勝2敗、防御率0・74をマーク。5月13日のジャイアンツ戦から自身4連勝をマークしており、投打同時出場を果たした直近3ゲームではバットでも2戦連続の先頭打者アーチを放つなど、自らを援護していた。
