ドジャースが悪夢の大逆転負け 最大5点リード守れず大谷翔平の7勝目も消滅 7回途中今季ワースト4失点 九回に反撃の打ち直し12号2ランも届かず

 「パイレーツ9-8ドジャース」(10日、ピッツバーグ)

 ドジャースが痛恨の逆転負けで連勝を逃した。「1番・投手兼DH」で先発出場した大谷翔平投手は7回途中4失点(自責点3)で自身5連勝となる7勝目の権利を手に降板したが、八回にハートが逆転3ランを被弾。規定投球回にはあと1アウト届かず、防御率も1点台に悪化するマウンドになった。打席では九回に12号2ランを放って追い上げたが、届かなかった。

 2点リードの四回にメジャー2年目のキャリハンに場外弾を浴びた大谷。マウンドで悔しそうな表情を浮かべたが、すぐに気持ちを切り替えた。最少失点で6回まで投げ抜き、しっかりとゲームを作った。今季最長となる7イニング目に突入した大谷。しかし悪夢が待っていた。

 先頭を四球で歩かせると、次打者を打ち取ったはずのボテボテのゴロが内野安打になってしまった。無死一、二塁となり、ここから連続三振を奪って2死までこぎつけた。だがロウには右翼線を破られる2点二塁打を浴びて計3失点。球数が100球を超えたこともあり、ここでマウンドを降りることになった。

 規定投球回到達にはあと1アウト届かず、今季初めて防御率は1点台(1・06)へ悪化してしまった。さらにマンシーの適時失策で残した走者が生還してしまい今季ワーストの4失点。4四球と制球が定まらなかったことで苦しいピッチングになってしまった。

 さらにこの日は打席でも不運が続いた。三回の第2打席で左翼へ飛距離114メートルの大飛球を放つも、パイレーツの左翼手・レイノルズにホームランキャッチを食らった。12号弾は幻となり、敵地は大歓声に包まれた。さらに七回の第4打席では左翼線へしぶとく落ちそうな打球を相手の三塁手が背面キャッチの好プレーだ。

 それでも勝利投手は確実かと思われたが、ハートが連続四球で無死一、二塁のピンチを招くと、キャリハンに逆転3ランを被弾した。当初の5点リードをひっくり返される結果に敵地のスタンドは大歓声。大谷はベンチから呆然とグラウンドを見つめた。九回に左中間へ12号2ランを放って敵地を騒然とさせたが、あと1点、届かなかった。

 ドジャースは勝てば貯金を大台の「20」に乗せるはずだったが幻に。順位に大きな影響はないが、痛い一敗となってしまった。

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