ロバーツ監督、感情見せないタッカーに「もう諦めました」 劇的サヨナラ勝利の立役者 「彼は笑ってた?」逆質問で報道陣の爆笑誘う 選手への細やかな気遣い見せる
「ドジャース5-4マーリンズ」(27日、ロサンゼルス)
ドジャースが逆転サヨナラ勝利で3連勝。前日に奪回したナ・リーグ西地区首位の座を堅守した。大谷翔平投手は2点を追う九回に適時二塁打を放ち、決勝ホームを踏むなど、5打数3安打1打点、2得点の活躍。山本由伸投手は今季最短5回、同最多4失点(自責3)でKOされたが、味方打線が黒星を消した。
試合後の記者会見場が笑いに包まれた。タッカーの活躍を問われたロバーツ監督は開口一番、「彼は笑った?」。移籍1年目。ドジャースが争奪戦の末、4年2億4000万ドル(約384億円)で獲得した男は普段から物静かで、感情を出さないことで知られている。指揮官の笑いのセンスが光る逆質問だった。
会見ではポーカーフェイスのタッカーに関する質問が集中した。キャンプ期間を含めてここまで約2か月、監督として同選手との接し方を問われると、「彼の気持ちを読み取とうするのはもう諦めたよ。本当に。あの姿が彼そのものだと思うし、誰かに対して特別にそうしているわけでもない。彼はいろんなことを抱えながら、パフォーマンスの準備をしているけど、とにかく周りに多くを見せないタイプだ」と言った。
さらに「試合後は彼を笑わせようとした?」の質問には「握手の代わりに、胸を軽く押したりしてみた。そしたら少し笑ってくれたよ」と指揮官。「彼は時計の話や家族の話は好きみたいだ。でも、それ以外はこちらからあまり踏み込まず、基本的にはそっとしておくようにしている」。フィールド上では超人的パフォーマンスを見せるメジャーリーガーもひとりの人間。ロバーツ監督の選手に対する細やかな気配りが垣間見えた。
