元楽天“AJ”に勲章 ジョーンズ氏&ベルトラン氏が米殿堂入り 「本当に大きな栄誉」
米国野球殿堂は20日、今年の殿堂入りメンバーを発表し、ブレーブスなどでメジャー通算434本塁打をマークし、2013年に楽天の日本シリーズ制覇にも貢献したアンドリュー・ジョーンズ氏(48)、メッツなどで通算435本塁打を放った両打ちの強打者カルロス・ベルトラン氏(48)が選出された。殿堂入りは全米野球記者協会に10年以上在籍する記者による投票で75%以上の得票が条件。資格9年目のジョーンズ氏は78・4%、4年目のベルトラン氏は84・2%の票を得た。
メジャー通算434本塁打、外野手で10年連続ゴールドグラブ賞など輝かしい実績を残し、楽天でも美酒を味わったジョーンズ氏が歴史に名を刻んだ。カリブ海に浮かぶオランダ領キュラソー出身の強打者は「本当に大きな栄誉」と感慨に浸った。
黄金時代を築いていたブレーブスで96年にデビューした。19歳だった同年のワールドシリーズ第1戦で2本塁打を放ってファンに衝撃を与え、その後も攻守に優れたプレーを続けた。大投手のマダックス氏らに続く殿堂入りに「エリート集団の一員でいられることがうれしい」と誇った。
楽天での2年間で日本への愛着も深めた。焼き肉を好み、仙台でお気に入りの店に通った。東日本大震災の惨状に心を痛め、本塁打1本につき5万円を震災孤児のために寄付した。
4番打者として2013年の日本一に貢献したプレーだけではない。周囲と積極的にコミュニケーションを取り、熱心に若手に助言を送った。将来的にはプロ野球での監督就任の夢も抱いたという。「毎日楽しめた。キャリアでのハイライトだった」と日本での日々を懐かしんだ。




