今井達也 アストロズと3年総額84億円 期限前日に滑り込み合意 手薄先発陣の柱期待
西武からポスティングシステムを使ってメジャー挑戦を表明していた今井達也投手(27)が、アストロズと3年5400万ドル(約84億円)で合意したことが1日、関係者への取材で分かった。各年の年俸は1800万ドル(約28億円)。交渉期限が2日午後5時(日本時間3日午前7時)と迫っていた中での合意となり、2017年、22年にワールドシリーズを制覇した強豪球団で、夢舞台でのスタートを切る。
新年を迎え、交渉期限が迫る中、ようやく新天地が決まった。今井がアストロズと3年5400万ドル(約84億円)で合意。関係者によると、各年の年俸は1800万ドル(約28億円)で、契約には出来高が含まれているという。
長期契約の予想もあったが、比較的短い3年となった。それでも、1年目に年間100投球回を達成すれば、満額300万ドル(約4億7000万円)を獲得するだけでなく、2027年、28年の年俸は2100万ドル(約32億8000万円)にアップ。さらに、各シーズン終了後に選手側にオプトアウト(契約破棄)の権利があり、FAになって好条件の大型契約を勝ち取れる可能性がある。また、3年契約を満了した場合、西武への譲渡金は997万5000ドル(約16億円)になり、出来高をクリアすればさらに増額される。
アストロズは5年連続2桁勝利のエース、バルデスがフリーエージェント(FA)となり、現有戦力で25年に規定投球回数に達したのは、12勝9敗のブラウンだけと先発陣が手薄になった。今井にはローテーションの柱としての働きが期待される。
挑むのは念願の世界最高峰の舞台。ワールドシリーズで最優秀選手(MVP)に輝いたドジャース・山本とは同じ27歳。「世界一の投手を目指しているのは多分一緒。『すごいな』というのはあるが、感心している場合じゃない」と対抗心を燃やし、米国へ乗り込む。
◆今井 達也(いまい・たつや)1998年5月9日生まれ、栃木県出身。27歳。作新学院から16年度ドラフト1位で西武入り。180センチ、80キロ。右投げ右打ち。23年から3年連続2桁勝利を挙げ、24年から2年続けて開幕投手となるなど、西武のエースとして活躍。





