今井達也、アストロズと3年84億円で合意 西武への譲渡金最大16億円超 1年目出来高クリアで27、28年年俸は32・8億円 契約破棄の権利行使すればFAに
西武からポスティングシステムを使ってメジャー挑戦を表明していた今井達也投手がアストロズと3年5400万ドル(約84億円)で合意したことが1日(日本時間2日)、分かった。
関係者によると、各年の年俸は1800万ドル(約28億円)で、契約には出来高が含まれており、1年目に年間100投球回を達成すれば、満額300万ドル(約4億7000万円)を獲得するだけでなく、27、28年の年俸は2100万ドル(約32億8000万円)にアップ。さらに、各シーズン終了後に選手側にオプトアウト(契約破棄)の権利があり、FAになって好条件の契約を結ぶことが可能となる。
3年契約を満了した場合、西武への譲渡金は997万5000ドル(約16億円)になり、出来高をクリアすればさらに増額される。
今井は今季、西武のエースとして10勝5敗、防御率1・92の好成績を残した。投球回(163回2/3)を上回る178奪三振をマークなど、メジャーでの評価も急上昇するなか、ポスティングシステムを使ってのメジャー挑戦を表明した。
11月23日に行われたファン感謝デーでは大粒の涙を流しながらファンに惜別のあいさつ。「ライオンズを代表して米国に渡らせていただくので、恥のないように。『ライオンズにはこんなすごい投手がいたんだ』と、ファンの方が自慢できるような選手を目指して頑張りたい」と恩返しを決意していた。
今オフのFA市場で注目の1人に挙げられていた右腕。ウインターミーティングで取材に応じた代理人のスコット・ボラス氏は「能力は間違いなくトップクラス。疑いの余地はない。先発ローテの中心となる投手としてみられている」と評価し、「当然、多くのチームが彼に強い関心を示しており、われわれも複数のチームと交渉を進めている」と経過を明かしていた。
球団数こそ明かさなかったが「今井を必要としない球団があるかどうかを想像してみてほしい。それが答えだ」と争奪戦の展開を示唆。獲得に動いているとされたフィリーズのトムソン監督も「いい投手。ローテーションでいい働きをすると思う」と絶賛していた。




