誉高・モレチがフィリーズとマイナー契約「自分の成長につながる」日米注目の194センチ、最速147キロ右腕
愛知・誉高のモレチ・アレシャンドレ投手(18)が米大リーグ、フィリーズとマイナー契約で入団合意したことが5日、分かった。モレチは愛知県内で取材に応じ「世界の選手に対して投げたり、一緒にプレーすることは自分の成長につながる」と高卒で米球界に飛び込む理由を語った。
194センチ、97キロのスケールでMAX147キロの速球を投げる右腕は日米のスカウトから注目された。当初はNPB入りを目指したが、10月のドラフト会議で指名漏れ。「大学進学か独立リーグか迷っていて、(矢幡)監督に相談していたときにフィリーズさんから声をかけていただいた」。
フ軍は最も熱心で、夏の愛知大会後にも訪問を受けた。モレチは悩んだ末に「いずれは米国で野球をやりたい」と、憧れのメジャーへ直接つながる道を選んだ。
正式契約は1月中旬の予定で、その数日後には渡米する。マイナー契約となり、契約金はNPB育成の平均的な額より低くなる見込みだ。厳しい条件ながら「(ドジャースの)大谷選手や山本選手と同じ舞台に立つのが夢。そこに向かってやっていきたい」と難関に立ち向かっていく。





