MLB公式「注目すべきNPB選手」を特集 村上&岡本の移籍先候補を予想 グリフィン、ケイらの名前も
大リーグ公式サイトは4日(日本時間5日)、「2026 注目すべきNPB選手」として、韓国のKBO選手も含めた特集記事を掲載した。
MLBネットワークのジョン・モロシ記者の署名で、これまでの日本人スターに続く「新たな波」が到来すると紹介。最初に巨人からポスティングシステムで移籍を目指す岡本和真内野手に触れ、「MLBのスカウトたちは長年にわたって岡本を観察してきた」とした。移籍先候補には25年の三塁手OPSがア・リーグ最低の・628だったタイガース、ピート・アロンソがFAとなったメッツを挙げている。
続いて、ヤクルトからポスティング移籍となる村上宗隆内野手に言及。岡本と比較し「村上は左打ちでよりパワーがあり、岡本は右打ちで守備が優れている」と説明した。そして、村上がより大型契約を勝ち取るとみられている理由について(来季)26歳の若さと「左打ちの長距離砲を求める球団が多い」とした。
そして村上の移籍先候補にはフィリーズとマリナーズの2球団を挙げた。フィリーズはFAとなっているカイル・シュワーバーが退団すれば三塁かDHで、マリナーズもFAのジョシュ・ネイラーと再契約できなければ「一塁候補として最適な選手だ」としている。
記事では3番目の目玉選手として西武・今井達也投手を挙げたものの、すでに西武がポスティングシステムでのメジャー挑戦を容認した高橋光成投手との兼ね合いで、「ライオンズは(移籍を)見送る可能性がある」とも伝えた。
同様にすでに今オフのポスティング移籍は見送りが決定した阪神・才木浩人投手にも触れ「MLBファンは彼の名前を覚えておくべき」と評価。記事では巨人のグリフィン、DeNA・ケイ、ソフトバンク・有原航平投手も紹介している。





