佐々木朗希がまさか…イニングまたいだ九回に悪夢 死球とエンタイトル二塁打で絶体絶命のピンチ→グラスノーが完璧救援 キケの好プレーも
「ワールドシリーズ・第6戦、ブルージェイズ1-3ドジャース」(31日、トロント)
ドジャースの佐々木朗希投手が九回につかまった。無死二、三塁のピンチを招いたところで降板。それでもグラスノーが完璧な火消しでチームを勝利に導き、ベンチでは山本由伸投手と抱き合って感情を爆発させた。
イニングをまたいだ九回、先頭のカークに死球を与えてしまった。敵地が大ブーイングに包まれる中、平静を装った右腕。ブルペンではグラスノーが準備を始めた中、バーガーには高めのフォーシームを捉えられ、左中間へはじき返された。
打球が左中間フェンスとフィールドの間に挟まり、中堅のディーンはすぐさま両手を広げてアピール。エンタイトル二塁打で無死二、三塁のピンチを招いた。
ここでベンチからロバーツ監督が出てきて降板。ブルペンからグラスノーが登場し、託すことになった。右腕はクレメントをポップフライに打ち取り、続くヒメネスを左翼への浅い飛球に打ち取った。これをキケ・ヘルナンデスが好判断で二塁へ送球。見事に併殺に仕留め、価値ある1勝を手にした。
佐々木は八回から登板。1死一、二塁のピンチを背負った中で、ビシェット、バーショーをしっかりと打ち取ってスコアボードにゼロを刻んでいた。





