大谷翔平「ブーイングも含めて、野球への愛。素晴らしい国民性」【一問一答】

 第121回ワールドシリーズ(WS、7回戦制)は2連覇を目指すナ・リーグ覇者のドジャースと、32年ぶりの優勝を狙うア・リーグ王者ブルージェイズの対戦で24日(日本時間25日)に開幕する。開幕前日にはドジャースの大谷翔平投手(31)らが取材に応じ、決戦に臨む心境を語った。以下、大谷の主な一問一答。

 -敵地トロントでブーイングが予想される。

 「ブーイングも含めて、野球への愛じゃないかなと思っている。素晴らしい国民性。こういうところで野球ができるというのは素晴らしい経験になると思うので、楽しめたらいい」

 -ブルージェイズは強敵。

 「今まで対戦してきたチームも本当に素晴らしいチームが多かった。それ以上に自分たちのチームに自信もある。チームの絆に自信をみんな持っていると思う。試合の中で表現できたらいい」

 -1番打者として。

 「全部の打席がもちろん大事。まず先制点が大きな流れの一つになる。まずは出塁すること。後のムーキー(ベッツ)にしっかりとつなぐことが流れをつくる上で大事」

 -昨年と心境の違いは。

 「特に変わらない。ただ、(昨年は)途中でけがをしてしまったので、3戦目とか正直あまり覚えていない。裏で治療してまた出て、という感じだった。ゲーム自体をゆっくり見る時間もなかった。味わえていなかったので、そこはまた違う」

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