山本由伸 ロバーツ監督も飛びだした五回の状況を説明「違和感を感じて体調を心配された」指揮官「ウィルが慌てたようだった」
「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ブルワーズ1-5ドジャース」(14日、ミルウォーキー)
ドジャースは敵地で2連勝。先発の山本由伸投手が圧巻の投球を披露し、9回3安打1失点でメジャー初の完投勝利を飾った。試合後はカーショーら、ナインから祝福の嵐となった。
圧巻投球を披露した山本だが、五回1死から2ボールとなったところでプライアー投手コーチがマウンドに行く場面があった。女房役のスミスが合図を送りロバーツ監督もベンチ前で様子をうかがっていた。
試合後、この時の状況を山本が説明。「初球スプリットのサインだったんですけど。初球振ってくると思わなかったのでゾーンにゆっくりスピードを落としたが、(ボールとなり)結果がうまくいかず、(スミスらが)その違和感を感じて体調を心配された。問題は全くなかった」と明かした。
ロバーツ監督も試合後の会見で言及。「あの時は何が起きているのか分からなかった。後で聞いたのは、ウィル(スミス)が(山本に)何か身体的な問題が起こったと感じて慌てたようだった。それで、結果的にマウンドに集まることになった」と振り返った。





