「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ブルワーズ－ドジャース」（１４日、ミルウォーキー）

　ブルワーズのパット・マーフィー監督が試合前に会見。この日のドジャースの先発、山本由伸投手について「ここまで本当に素晴らしい投球をしている。メジャートップ５に入る投手だ。数字を見れば一目瞭然。驚異的だ」と絶賛した。

　山本とは７月７日、本拠地での試合で、２／３回４安打５失点（自責３）でＫＯしている。指揮官は開口一番、「難しい」という言葉を繰り返し、「あの時はまだ慣れていない感じだった、言っていることは分かるでしょ？どんな投手にもそういう時期はある。彼は必ず修正してくる」と警戒心を強めた。

　山本は前日の会見でブルワーズ打線の印象について「前回はかなりうまくいかなかったですけど、今はまた違う投球ができると思います。ミルウォーキーの打線はすごくつながりもありますし、いいところで本塁打が出たり、いい打線であるのは間違いない」。同シリーズでは第２、６戦の登板を予定しており、「何としても負けるわけにはいかないのでとにかくチームが勝てるように全力で投げたいと思います」と意気込んでいた。