「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ブルワーズ－ドジャース」（１４日、ミルウォーキー）

　第２戦のラインアップを発表。第１戦を制したドジャースは大谷翔平投手が「１番・指名打者」で出場し、山本由伸投手が先発のマウンドに立つ。ブルワーズのエース右腕フレディ・ペラルタ投手に対し、マックス・マンシー内野手を５番に上げ、テオスカー・ヘルナンデス外野手を６番に下げた。

　大谷はここまでポストシーズン（ＰＳ）７試合に出場し、打率・１３８、２本塁打、５打点、ＯＰＳ・６３１。９月３０日のレッズとのワイルドカードシリーズ第１戦では自身初のＰＳ２本塁打を記録したが、その後の６試合はノーアーチが続いている。安打も６日のフィリーズとの地区シリーズ第２戦で右前打を放った後は１６打席連続で無安打（４四球含む）が続いている。

　前日の第１戦は２打数無安打、２つの申告敬遠を含む３四球で出場した。今季自己ワーストとの１６打席連続ノーヒットとなったが、ロバーツ監督に指摘されたボール球を追いかけることはなく、スランプ脱出への意識が見えた。

　山本は前回、８日のフィリーズとの地区シリーズ第３戦では五回途中６安打３失点で降板し敗戦投手に。ブルワーズとの相性は悪く、７月７日の登板では１回もたず５失点でＫＯされている。

▽ドジャースのラインアップ（ポストシーズン７試合の成績）

１番・ＤＨ　大谷　　　　　　　打率・１３８　２本塁打　５打点　ＯＰＳ・６３１

２番・遊撃　ベッツ　　　　　　　　　　　打率・３３３　　０本塁打　５打点　ＯＰＳ・８９４

３番・一塁　フリーマン　　　打率・２５０　１本塁打　１打点　ＯＰＳ・８０８

４番・捕手　スミス　　　　　打率・２３５　０本塁打　２打点　ＯＰＳ・５５１

５番・三塁　マンシー　　　　打率・２７８　０本塁打　０打点　ＯＰＳ・７９１

６番・右翼　Ｔ・ヘルナンデス　打率・２７６　３本塁打　９打点　ＯＰＳ・９４４

７番・二塁　エドマン　　　　打率・２６１　２本塁打　３打点　ＯＰＳ・８１４

８番・左翼　Ｋ・ヘルナンデス　打率・３４６　０本塁打　４打点　ＯＰＳ・８７６

９番・中堅　パヘス　　　　　打率・０３７　０本塁打　０打点　ＯＰＳ・１０８

　　　投手　山本　　　　　　２登板１勝１敗　防御率２・５３