ドジャースのサヨナラ勝利に「涙が出そうになった」NHK解説が率直なコメント→ファンも呼応 総力戦の死闘はエラーで決着

 「ナ・リーグ・地区シリーズ、ドジャース-フィリーズ」(9日、ロサンゼルス)

 ドジャースがサヨナラ勝ちで2年連続の地区シリーズ突破を果たした。NHKBSで解説を務めた小早川毅彦氏は「涙が出そうになった」と率直な言葉で死闘を振り返った。

 序盤から1点を争う緊迫した展開だった。両チームが好守を連発して一歩も引かない展開。1点を先制したフィリーズは守護神のデュランを七回2死から投入し、第5戦に先発予定のルザルドもリリーフ登板させた。

 対するドジャースも佐々木朗希投手が八回から3イニングをパーフェクトリリーフ。延長十一回はベシアが凌ぎきった。どこまでも続くかと思われた死闘はまさかのエラーで決着。本塁送球が悪送球となったフィリーズのカーカリングはベンチでタオルを顔に当ててうなだれていた。さらにリアルミュートが寄り添うシーンに「涙が出そうになった」と小早川氏はコメントした。ファンも「本当にそう思う」「自分も同じく泣く」とコメントした。

 これでドジャースはリーグ優勝決定シリーズに進出。ブルワーズかカブスの勝者と激突する。

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