来年3月開催WBC、米国内は視聴無料 FOXが全47試合の独占放映権獲得 地上波、ケーブル、ストリーミングで 日本国内は「ネットフリックス」独占が物議
野球の世界最強国・地域を決めるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を主催するWBCIは7日(日本時間8日)、来年3月に開催される第6回大会に関して全47試合の米国内における独占放送権をFOXスポーツが獲得したと発表した。
FOXスポーツは、ABC、CBS、NBCと並ぶ米4大ネットワークのひとつ、FOXのスポーツ部門で、大会期間中は米国代表が出場する第1ラウンド(プールB)3試合、準々決勝4試合、準決勝2試合、決勝を中継。米国代表以外の試合は傘下で有料のFS1、FS2、FOXスポーツのアプリなどで視聴できる。また、スペイン語放送のFOXデポルテスでも28試合を中継する。
発表資料によると、FOXは前回23年の第5回大会で初めて中継し、日本対米国の決勝戦は米国内で平均520万人が視聴。大谷が日本代表の抑えとして登場し、トラウトを空振り三振に仕留めて優勝を決めた場面は650万人に達したという。
日本では同大会の国内放映、配信の権利を地上波テレビ局ではなく、米大手有料配信サービス「ネットフリックス」が独占獲得したことで大きな話題になった。



