WBC地上波放送へ模索 MLB側に要請に要望 榊原コミッショナー「何らかの形で放映できる形を実現してほしい」
プロ野球の12球団オーナー会議が17日、都内のホテルで開催され榊原定征コミッショナー(82)は、来年3月に開催されるWBCの地上波放送を模索する考えを明かした。同大会の日本独占放送権を米動画配信大手「ネットフリックス」が獲得。7月にもMLB側に要請を入れたと明かした。
大会の放映権はWBCを組織するMLB傘下の「WBCI」が保有。地上波での生中継が困難な状況は変わらないが、米国で開催される準々決勝以降は日本との時差が生まれる。時間を遅らせる時差放送など「何らかの形で放映できる形を実現してほしい」と語った。
1次ラウンド東京プールの運営・興行を受け持つ読売新聞社の社長で、巨人の山口寿一オーナー(68)も「多くの人が楽しめるテレビ中継がある方が望ましい」と言及。「ネットフリックスに対しても協力しながら、何らかの形で見ることができるように働きかけは続けていきたい」とした。





