ロバーツ監督、大谷翔平のPS爆発を予感「ボール球の追いかけ抑えた9月はいい準備になった」 前日の初戦で2本塁打
「ナ・リーグ・ワイルドカードシリーズ、ドジャース-レッズ」(1日、ロサンゼルス)
ドジャースのロバーツ監督が試合前の会見で大谷翔平投手の打撃について言及した。
大谷は前日のシリーズ初戦で初回に先頭打者アーチを放つと、六回には飛距離138メートルの特大2ラン。指揮官は大谷の不振の原因のひとつ「ボール球を追いかける」点を挙げ、「昨日のほうにボール球を追いかけず、カウントを整えて打てる球を待つことができれば、あのような結果になる。9月はボール球の追いかけを抑えたことで素晴らしい成績(打率・312、10本塁打、17打点、OPS1・165)だったし、それがポストシーズンへのいい準備になったと思う」と話した。
昨年のポストシーズンはワールドシリーズで左肩負傷のアクシデントに見舞われながら16試合に出場し、打率・230(61打数14安打)、3本塁打、10打点、OPS・767をマーク。パドレスとの地区シリーズ第1戦では3点ビハインドの二回に同点3ラン、メッツとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦では先頭弾でチームを勢いづけた。
前日の試合で存在感を示した大谷。指揮官は「スーパースターというのは常に大舞台で活躍したいと思っているものだが、試合の流れを自分の方に引き寄せることをしなくてはいけない」と話した。





