佐々木朗希、復帰登板快投一夜明けはキャッチボールで調整 ロバーツ監督「彼に賭ける自信ある」 大谷や山本の存在の大きさ力説
「ダイヤモンドバックス-ドジャース」(25日、フェニックス)
ドジャースの佐々木朗希投手が試合前に救援陣の練習に参加し、キャッチボールなどで調整した。
5月に発症した右肩のインピンジメント症候群を完治させ、約4カ月ぶりに戦列復帰。2点リードの七回からマウンドに立ち、1回無安打無失点、2奪三振。最速160・6キロの直球とスプリットのコンビネーションで13球を投げて3人を抑える完璧投球で初ホールドを記録した。
試合前に取材に応じたロバーツ監督は、佐々木が故障前よりも自信を持って投球できていることに「健康であることが大きいと思う」と切り出し、「シーズンの大半(約4カ月)をベンチで過ごし、ドジャースタジアムのベンチから試合をじっくり見た。観察して学び、翔平がどう試合を乗り切っているか、由伸がどう対応しているかを見ていたと思う。ブルペンという役割も、彼にとってはシンプルで落ち着けるものになっていると思う。打者を2巡、3巡と相手にする必要がない分、気持ちの整理もしやすい。そういった要素が今このタイミングでの彼の成長につながっていると思う」と話した。
1試合の登板で大きな成長を見せた佐々木。指揮官は「今後、救援陣の重要な戦力になると確信できるか?」との問いに「もう1試合見てから」と慎重な姿勢を示しつつ、「ただ、彼の腕の才能や、日本でもトップクラスの投手としての実績を考えれば、間違いなく大きな意味がある。これまで彼が投げてきた大舞台もすべてが重要な経験だ。昨夜も言ったが、ロウキはシーズンの始めとはまったく別人だ。だからこそ、彼に賭けることに自信を持っている」と話した。
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