ドジャース・佐々木朗希が138日ぶりメジャー登板 2点リードの七回に2番手で三者凡退、2K 最速99・8マイル(160・8キロ)

 「ダイヤモンドバックス-ドジャース」(24日、フェニックス)

 ドジャース・佐々木朗希投手が3-1の七回に2番手で登板し、1回を三者凡退に抑えた。13球を投げ2三振を奪った。

 佐々木のメジャー登板は5月9日・ダイヤモンドバックス戦以来で、138日ぶり。

 先発のスネルは6回5安打1失点で降板。佐々木は七回のドジャースの攻撃中にブルペンで準備を開始し、大谷の一ゴロ併殺打で攻撃が終わると、駆け足でマウンドへ向かった。

 先頭の6番・マッキャンへの初球は99・1マイル(159・5キロ)を計測。2球目で三ゴロに仕留めた。続くタワは99・1マイルの速球で見逃し三振。最後のバルガスには100マイルに迫る速球を連発。最後は99・5マイル(160・1キロ)で空振り三振に仕留めた。この日の最速は99・8マイル(160・8キロ)だった。

 三者凡退にロバーツ監督も拍手。ベンチに戻ってきた佐々木とがっちりと握手した。

 佐々木は日本でのロッテ時代に計64試合に登板したがすべて先発。2軍戦やオープン戦でもリリーフ登板はなかった。

 佐々木は5月9日のダイヤモンドバックス戦登板後、右肩インピンジメント症候群のため負傷者リスト(IL)入り。この日、戦列に復帰した。

 佐々木は治療やリハビリをへて8月14日から3Aで調整。今月21日まで先発で5試合、リリーフで2試合に投げ、1勝1敗、防御率6・10の成績を残した。9日の試合では渡米後最速の161・9キロを計測。同18日と21日の試合では中継ぎで登板し、いずれも無失点に抑えた。

 ロバーツ監督は23日に「中継ぎとして投げる」とメジャー復帰後の役割を明言。この日の試合前は起用法にも言及し、勝ちパターンでの登板も示唆していた。

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