「それは難しい質問だ」ロバーツ監督、抑え不在認める 今後は“日替わりクローザー” 佐々木朗希復帰で救援陣テコ入れ

 「ダイヤモンドバックス-ドジャース」(24日、フェニックス)

 デーブ・ロバーツ監督が試合前に取材対応し、抑え不在を認める発言をした。

 チームは前夜の同カードで先発の大谷が6回無失点の快投。4点リードで降板したが、救援陣が崩れて1点差に詰め寄られると、5番手で九回に登板した抑えのスコットがいきなり2四死球で走者を背負い犠飛と適時打を浴びてサヨナラ負けを喫した。

 昨オフに4年7200万ドル(約106億円)の超大型契約を手にした左腕だが、新天地では49登板、1勝4敗22セーブ、防御率4・91。セーブ機会失敗は10回を数え、8月31日以降の10登板は0勝2敗2セーブ、防御率11・05と苦しい投球が続いている。

 指揮官は「最後の3アウトを誰に託すかを問われるのは難しい質問ですか?」との問いかけに「そうだね。難しいね。今はそういう状況にある」と返答。「でも、今後は変わってくると思う。今日、コーチ陣や選手たちとしっかり話し合いができたのは、とても良いこと、健全なことだ」と“緊急ミーティング”があったことを明かし、「試合の流れを見ながら、誰が使えるかを判断して、選手たちが成功しやすい状況に置いてあげることが大事だと思う。昨日も言ったように、大事なのは選手たち自身の気持ちの切り替え。受け身ではなく、攻める姿勢を持って、相手に向かっていくことだ」と、崩壊状態の救援陣の奮起に期待を寄せた。

 チームはこの日の試合前に右肩インピンジメント症候群のため、5月から負傷者リストに入っていた佐々木の戦列復帰を発表。本来の先発ではなく、中継ぎとして起用し、壊滅状態にある救援陣の立て直しをはかる。

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