なぜ?ロバーツ監督が背信の守護神に抱いた疑問「5球連続スライダーを投げて」スコットは「自分で自分を厳しい状況に」深刻さ物語ったシーンも

 「ダイヤモンドバックス5-4ドジャース」(23日、フェニックス)

 ドジャースのタナー・スコット投手が1点リードの九回から登板するも痛恨の逆転サヨナラ負け。セーブシチュエーションで今季10度目の失敗となったが、マウンドでの表情が深刻さを物語っていた。

 昨季、パドレスで大谷キラーとして名をはせた際は、キレのあるストレートと曲がり幅のスライダーで相手打者を牛耳っていた。だが今ではおびえたような目でベンチに視線を向けることも珍しくない。この日も先頭にスライダーを多投して死球を与え、次打者にストレートの四球を与えるとプライアー投手コーチがマウンドへ。その時もグラブを口に当て、視線を合わせることなく言葉をかわしていた。

 その後、3バントで犠打を決められ二、三塁とピンチを広げると、追い込んでからのスライダーを左翼へ打ち上げられた。犠飛で追いつかれると、ペルドモにも甘いスライダーを左前に運ばれて痛恨のサヨナラ負け。ロバーツ監督は試合後、不満をあらわにした。

 「こういう試合を受け入れるのは難しい」と厳しい表情を浮かべ「スライダーに頼りすぎだと思う。速球の驚異をまったく示せなかったし、それが予測されやすさにつながった」と指摘。苦言は止まらず、「バルガスに5球連続スライダーを投げて死球にしてはいけない。さらに四球。そもそも、打者を打ち取るだけでも十分難しいのに簡単に歩かせてはいけない」と突き放した。

 左腕は静まりかえるクラブハウスで消え入りそうな声で「自分の責任だ」とうつむいた。「自分で自分を厳しい状況に追い込んでしまった。悪い状況に陥ってしまい、自分の投球ができなかった」と自戒した。

 残り5試合のシーズン、さらにその先のポストシーズンへ。指揮官は、「先発投手が毎日のように九回まで投げることはできない。(救援投手の)誰かが前に出てくれることを期待している。彼らの力が必要だ」と救援陣にメッセージを送った。スコットは「こういうことが起きるのは本当にしんどいが、きょうで終わらせないといけない」と声を振り絞った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス