悪夢敗戦のロバーツ監督 カーショー志願の救援待機を明かす 救援陣にも奮起促す「彼らの力が必要だ」
「ダイヤモンドバックス5-4ドジャース」(23日、フェニックス)
ドジャースは悪夢の逆転サヨナラ負け。大谷翔平投手が圧巻投球を披露したが、リリーフ陣が崩れて2勝目はならなかった。地区優勝のマジックは3のまま、パドレスとのゲーム差は1・5となった。
救援陣がまたも不安を露呈。試合後、ロバーツ監督はカーショーがブルペン待機していたことを明かした。28日(日本時間29日)に先発予定としながら、24日(同25日)もブルペン待機すると明言した。
ロバーツ監督は「彼から(ブルペン待機の)提案があったので、『それは素晴らしいアイデアだ』と返しました。日曜の先発に影響しないということだったので、良い考えだと思った」と献身的な姿勢に感謝した。
不調が続く救援陣にも言及。「私達は信念を持って投げ、競い合える選手を見つけなければならない。まだ時間はあるが、残された時間は多くない」と、残り5試合のシーズン、さらにその先のポストシーズンを見据えた。そして、「先発投手が毎日のように9回まで投げることはできない。(救援投手の)誰かが前に出てくれることを期待している。彼らの力が必要だ」と奮起を促した。
この日、大谷は「1番・投手兼指名打者」で出場。今季初めて6回を投げ、5安打無失点8奪三振無四球と好投した。今季最多91球、最速は163キロ。相手打線を寄せつけず2勝目の権利を得て降板したが、降板直後に暗転した。
七回にドレーヤーが適時打、エンリケスが2ランを浴びて3失点。1点差の九回はスコットが登板したが、制球が安定せず。1死二、三塁から犠飛で追いつかれた。さらに左前適時打で逆転サヨナラ負け。悪夢の展開となった。





