佐々木朗希、初リリーフで1回無安打無失点 圧巻2三振 最速161キロ マイナー最終調整登板でメジャー復帰アピール成功
「タコマ-オクラホマシティ」(18日、タコマ)
右肩インピンジメント症候群のため、5月から負傷者リストに入っているドジャースの佐々木朗希投手が傘下3Aオクラホマシティで6度目の調整登板。日米通じて初となるリリーフで8点リードの五回から登板し、1回を2三振を含む無安打無失点に抑えた。16球のうちストライク11球、ボール5球。最速161キロを計測するなど、メジャー復帰に向けてアピ-ルに成功した。
二回終了時に8点をリードする一方的な展開。四回裏からブルペンで投球練習を開始した佐々木は9日以来、9日ぶりにマウンドに立った。
前回の登板では渡米後最速100・6マイル(約161・9キロ)を計測。剛腕復活を印象付けた佐々木は先頭打者に対し、初球に99・5マイル(約160・1キロ)を投げ込むなど、カウント0-2と追い込み、スプリットで見逃し三振を奪った。
2人目の2球目にはこの日最速となる100・1マイル(約161キロ)。カウント1-2から4球目159キロ直球で空振り三振。3人目には初球カットボールで空振りを奪ったが、フルカウントから四球を出して走者を背負った。しかし、4人目を左飛に打ち取って無失点に抑えた。
佐々木はマイナー6試合で1勝1敗、防御率6・41。ロバーツ監督は10日の会見で佐々木の起用について「先発として準備をするのか、それとも役割を変えるのか、どちらにも理由はあると思うので、すべての選択肢をテーブルに載せて話し合うつもりだ」と説明し、配置転換の可能性を示唆。また、チーム編成の責任者、フリードマン編成本部長は「ドジャースの一員として投げる可能性は十分にあり得ると思う」と話していた。
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