ドジャース スネルがマウンドで交代拒否→ピンチ切り抜け観客総立ち!ロバーツ監督もガッツポーズ ベシアがブルペンから登場も

 「ドジャース5-0フィリーズ」(17日、ロサンゼルス)

 ドジャースの先発マウンドに上がったブレーク・スネル投手が、七回2死一、二塁の場面で交代を拒否するシーンがあった。最終的に7回2安打無失点、毎回となる12奪三振の快投を見せた。

 スネルは立ち上がりから力強いフォーシームで押した。低めに鋭く落ちる変化球を混ぜ合わせながら奪三振を量産。ナ・リーグ本塁打王のシュワバーも3打数無安打に抑え込んだ。

 七回2死から四球を与えたところで球数は100球を超えたが、左打者のケプラーということもありロバーツ監督は続投の判断。リリーフ陣が崩壊状態に陥っている中、1個でも多くのアウトをという思いがにじんだ。

 しかしケプラーに四球を与え、2死一、二塁となったところでロバーツ監督がベンチを出てきた。ベシアもブルペンから出てきたが、スネルが「投げさせてくれ」と交代を拒否。すると指揮官も意をくんでベンチへと戻った。

 するとスタンドから大きな拍手が沸き起こり、ウェーブも発生。ケンプを追い込むと、観客が総立ちとなり拍手。空振り三振に仕留めると、ロバーツ監督はベンチでガッツポーズ。そして拍手を送った。スタンドも大歓声に包まれ「抑えることができてよかった」と笑みを浮かべた。

 スネルは今季最多112球の熱投で、ベンチに戻る際には吠えた。大谷らとも笑顔でタッチをかわし、指揮官とハグ。この回限りで降板となり、登場しかけたベシアが八回のマウンドに上がり無失点。九回はスコットが走者を出しながらもゼロに抑え、完封リレーで連敗をストップ。スネルの激投が大きな1勝を呼び込んだ。

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