山本由伸の人柄の凄さ、能見氏明かす エラーした選手に「逆に声かけに行く」スコットにはハグ、マンシーには笑顔で声がけ
阪神、オリックスで活躍した元プロ野球選手で、野球評論家の能見篤史氏(46)が14日、フジテレビ系「すぽると!」に出演。ドジャース・山本由伸投手(27)の凄さを語った。能見氏は2021年から2年間、投手コーチ兼任でオリックスでプレー。山本投手とも同僚だった。
「突出した能力」として、「同じ失敗をしたことがない。必ず修正してくる。打ち込まれても次の時、ちゃんと修正して、逆にすごいピッチングをする」と話した。
さらにもう一つのすごさが、メンタルと人柄といい、「(由伸投手には)大事な試合に行ってもらうことが多い。負けられないとこに行ってもらう投手。その大事さも分かってるんですけど」と前置きした上で、「ブルペンから、普段と変わらず来る。ピリピリしてこない」と明かした。
「例えば、大事な試合で、野手がタイムリーエラーした、普通に取ってればアウト」という場面で、「普通、ちょっと『えっ?!』ってなるんですよ。でも由伸投手、逆に(エラーした選手に)声かけに行くんですよ。『大丈夫ですよ』って。それができるっていうのが、すごい」と感心していた。
山本投手は救援に失敗したタナー・スコット投手が翌日、無失点に抑えた後、後ろから明るく抱きついたり、マックス・マンシー内野手がエラーをした時には、白い歯を見せ笑顔で声をかけるなど、励ます姿がたびたびみられている。





