ドジャースの山本由伸投手が空き巣未遂被害に遭った、と３０日（日本時間３１日）、米情報サイト「ＴＭＺスポーツ」が伝えた。

　同サイトが捜査関係者の話として伝えたところによると、この日午前５時ごろにロサンゼルス近郊にある山本の自宅の監視カメラに３人が映っており、ガラスのドアや窓を破壊する様子が確認されたという。

　同サイトは「幸いなことに、サイ・ヤング賞候補の山本投手の自宅には侵入できなかったとされている。民間警備が通報したことで容疑者たちはすぐに現場から逃走し、警察が到着した時にはすでに姿を消していた。現在も捜査が続けられている」と伝えた。

　現在、山本は遠征中で、２８日に敵地シンシナティで行われたレッズ戦に登板。７回１失点と好投し、９勝目を挙げた。

　米国内では遠征などで留守中のスポーツ選手の自宅を狙う空き巣被害が多発。山本のチームメートでもあるブレーク・スネル投手が３月末のロサンゼルスでの開幕戦直前にワシントン州シアトル郊外の自宅が被害に遭っている。最近では今月中旬にはオールスター期間中にアリゾナ州フェニックスにあるダイヤモンドバックスのケテル・マルテ内野手の自宅に何者かが侵入し、宝石など約４０万ドル（約６０００万円）相当が盗まれたと報じられている。

山本由伸、ロサンゼルス自宅空き巣未遂被害　３人が扉や窓破壊　米報道「幸いなことに侵入できなかった」