ドジャース 米記者がデジャヴを指摘 山本由伸好投→スコットがサヨナラ打浴びる「両方とも負けてる」ド軍専門メディアも「悔しいよ、ほんと」

 「ジャイアンツ5-1ドジャース」(12日、サンフランシスコ)

 ドジャースが悪夢のサヨナラ負けで連勝が4でストップ。山本由伸投手が2戦連続で無双投球を見せるも、またタナー・スコット投手がサヨナラ打を浴びる展開となった。

 デジャヴを見ているかのような展開だった。山本が初回1死から四球と二塁打にパヘズの失策が重なって先制点を失った。だがここから7回まで打者20人連続アウトの離れ業。3試合連続の2桁奪三振をマークし、先発の役割を果たした。

 コンフォルトが同点ソロを放ち、試合は同点のまま延長戦へ。延長十回に1死満塁からスコットがベイリーにサヨナラグランドスラムを被弾してしまった。

 ジ・アスレチックのノア・カマラス記者は山本のここ2試合の投球結果を示した上で「ドジャースは両方ともスコットがサヨナラ打を浴びて負けている」と指摘。ド軍専門メディアの「ドジャース・ネーション」は「山本由伸は今日もまた、1安打1失点しか許さなかった。彼はベンチに座ってドジャースが自分たちもわずか1点しか取れず、10回にグランドスラムでサヨナラ負けを喫するのをただ見ているしかなかった。それって本当に悔しいよ、ほんと」と伝えた。

 スコットは4連勝の流れを断ちきってしまう被弾。昨オフに4年7200万ドルの大型契約を結んだが、50回と1/3で11被弾。防御率はついに5点台へ跳ね上がってしまった。

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