ドジャース・大谷翔平 試合前に超異例の走塁練習 キャッチボール中断し約5分間 前日は中継局に不可解走塁を指摘される場面も

 「ドジャース-ロッキーズ」(8日、ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手が試合前、超異例の走塁練習を行った。

 キャッチボールを10分間ほど行って一時中断。チームメートが打撃練習を行っている最中に、大谷は二塁上から打撃練習の打球を見て反応。フライに対しては帰塁したり、タッチアップの動きをしたり。ゴロの打球にスタートを切ったり、ハーフウェーにとどまるなど、実戦を想定した走者の動きを繰り返した。

 約5分間、練習した後、再びキャッチボールに戻った。

 大谷は前日、敵地でのオリオールズ戦の九回無死一塁に四球で出塁。続くベッツの左翼フェンス直撃の打球に二塁でストップ。中継局の実況と解説が「ショウヘイが何をしていたのか分からない。なぜ彼も見ていたのでしょうか」「ムーキーの打席の動きを見てホームランだと思ったのかもしれませんが、打球の行方をしっかり見ないといけませんね」と話すなど、大谷の走塁を疑問視。三塁へ進めた可能性を示唆する場面があった。

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