山本由伸、7回1失点で降板 無四球、最多タイ10奪三振の快投 チームの連敗阻止へ気迫の投球 救援左腕同点被弾で12勝目消滅
「ドジャース-ダイヤモンドバックス」(31日、ロサンゼルス)
ドジャースの山本由伸投手が7回4安打1失点で降板した。98球を投げて無四球、自己最多タイ10奪三振の快投。ストライクは70球だった。3点をリードした場面で12勝目の権利を持ってリリーフに陣に勝利のバトンを託した。しかし、3点リードの八回から登板した左腕タナー・スコット投手がまさかの3ラン被弾で同点に。山本の勝ち星が一瞬にして消えた。
四回1死まで相手打線を無安打に抑える快投。2番マルテのバント安打でこの日初めてヒットを許すと、2死一、二塁から5番デルカスティーヨを2ストライクに追い込みながら156キロ直球を右前適時打。悔しい1球となった。
ドジャース打線は初回に大谷の右前打を足掛かりに2点を先制。四回には下位打線で1点を追加した。
山本は2点をリードした五回は9球で3人を料理すると、六回も三者凡退。七回1死から右前打で走者を背負ったが、6番ロックリアから3打席連続となる三振を奪って自己最多タイの10奪三振をマーク。後続を断って失点を許さなかった。
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