大谷翔平の犠飛が幻に…ドジャース痛恨、先制機逸す キケ滑りこまず本塁憤死 ベッツ滑り込めジェスチャーも死角…謝罪 チームは14イニング無得点
「ドジャース1-6ダイヤモンドバックス」(30日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・指名打者」で出場。五回の第3打席でレフトへの飛球を放ち、三塁ランナーが生還を狙ったが、タッチアウト。先制はならなかった。
無死二、三塁の場面で大谷がレフトへ飛球。三走のキケ・ヘルナンデスがタッチアップしたが、左翼・グリエルが好返球。アウト判定の後、ドジャース側はビデオ判定を要求したが、判定は覆らなかった。
キケ・ヘルナンデスは滑り込まずにタッチアウトとなっただけに、痛恨。次の打者のベッツは滑り込めのジェスチャーをみせていたが、死角になったか、伝わっておらず、その後、キケに謝罪する場面があった。
直後のベッツも倒れ、この回無得点に終わった。チームは前日の試合で3安打無得点で完封負け。絶好機の大谷の一打も実らず、連続無得点イニングは14に。力投のグラスノーを援護できなかった。
NHKのBSで解説していた武田一浩氏は「なんでスライディングしないんですかね。一塁側によけながらしてればセーフ」と首をかしげた後、「ベッツが(走者の)正面に入って、ボールがきた、滑りこむとか(情報を)シェアするしないと」と指摘していた。





