大谷 ポストシーズン守護神も ロバーツ監督「選択肢探ってはいる」 打球直撃…4回5失点初黒星で通算1000試合出場飾れず
「ロッキーズ8-3ドジャース」(20日、デンバー)
ドジャースの大谷翔平投手(31)はデンバーでのロッキーズ戦に「1番・投手兼指名打者」で先発して4回5失点で今季初黒星(0勝)を喫した。打者では2打数1安打で八回に代打が送られた。メジャー通算1000試合目の節目を勝利で飾ることはできなかった。デーブ・ロバーツ監督(53)はポストシーズンで大谷を救援投手として起用する可能性を示唆した。
マウンド上の大谷をアクシデントが襲った。0-3の四回1死二、三塁。打球速度約151キロのライナーが右太ももに直撃。その後も出場を続けたが、八回の打席で代打が送られた。試合後、「今の段階では大丈夫だと思っている」と軽症を強調した上で「情けない投球になった。チームに申し訳ない」と4回5失点の投球を猛省した。
公式戦初登板となったデンバーの環境に苦しんだ。標高1600メートルの高地で気圧が低く、直球も変化球も思うような球筋が描けない。苦し紛れにスライダー系を普段より増やしても効果はなく、メジャー移籍後自己ワーストタイの9安打を浴びた。「球は動かないと理解しながらマウンドに上がっている。言い訳にならない」とぼやいた。
投手のみの出場を含めメジャー通算1000試合目の節目に投打「二刀流」でプレーしたが、負傷に2年ぶりの黒星と散々な日になった。
試合前にロバーツ監督は、大谷をポストシーズンで救援投手として起用する可能性を問われ「確かに選択肢を探ってはいる。あるとすれば試合を締める役割」と“守護神・大谷”を示唆した。指揮官は「現時点で先発として考えている。彼が五、六回まで投げてくれることが勝つために最善だ」とも話した。2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝では九回にクローザーとして日本代表を優勝に導いた。その姿がドジャースでも見られるのか、注目が集まる。
◆大谷、NPBでの中継ぎ登板 登板した85試合のうち中継ぎで3試合投げている。プロ1年目の13年に2試合、16年7月24日のオリックス戦が最後の中継ぎでの登板で、1イニングを1安打無失点に抑え、NPB在籍時で唯一のホールドを記録している。また、「2023WBC」では米国との決勝戦(3月21日)では1点リードの九回に抑えとして登板し、無失点に封じた。
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