大谷翔平に打球直撃のアクシデント 痛烈なライナーが右足を直撃 ロバーツ監督がベンチを飛び出す→続投も4回5失点で降板

 「ロッキーズ8-3ドジャース」(20日、デンバー)

 ドジャースの大谷翔平投手は「1番・投手」で投打同時出場し、四回に打球直撃のアクシデントがあった。最終的に4回5失点でマウンドを降り、初黒星を喫した。

 四回、1死二、三塁からアルシアの痛烈なピッチャーライナーが右足を襲った。直後に打球処理に向かったが、セーフになると痛がるそぶりを見せた。ベンチからロバーツ監督やトレーナーが飛び出し、状態を確認。続投となったが、適時内野安打となり4点目を失った。その後、フリーマンに右前適時打を浴び、1イニング3失点。マウンドを降りる際には厳しい表情を浮かべた。

 この日の大谷は初回、先頭打者を絶妙な内角スライダーで見逃し三振に仕留めた大谷。次打者を右飛に打ち取ると、グッドマンはスライダーで遊ゴロに斬って三者凡退で立ち上がった。

 二回は先頭にスライダーを力で持って行かれ中前にポトリと落ちる安打に。ここでロッキーズはバーナベルの初球にヒットエンドランを仕掛けて揺さぶってきた。

 1死から中前打を浴びてピンチを広げると、ドイルの二塁打などで2点を奪われた。三回は三者凡退に抑えたが、四回に痛い3失点となった。この回限りでマウンドを降りた。

 大谷は前回登板のエンゼルス戦で2年ぶりとなる勝利投手の権利へあと2死と迫ったが、3点リードの五回にネトに左翼線2点二塁打を浴びたところで降板。5回完了が当初の予定だったが、ロバーツ監督が厳しい表情で交代を告げていた。

 打者としては出場を継続し、五回の第3打席では冷静に四球を選んだ。だが八回に第4打席が巡ってきたところで代打を送られて途中交代。チームも大敗し、連勝することはできなかった。

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