衝撃の166・2キロ ドジャース23歳右腕が球団最速タイ記録 防御率0・00継続 ロバーツ監督絶賛「特別な才能」 苦しい救援陣に希望の光

試合後の会見で報道陣の質問に答えるロバーツ監督(撮影・小林信行)
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 「ドジャース6-0パドレス」(16日、ロサンゼルス)

 ドジャース6点リードの七回から2番手で登板した23歳右腕エンリケスが1回1/3を投げて1安打無失点。7月の今季メジャー初昇格以降、6登板連続で無失点に抑えて防御率0・00をキープした。

 衝撃の1球は七回2死一塁の場面だ。代打オハーンを2球連続カットボールでカウント0-2と追い込んだ後、内角低めへ103・3マイル(約166・2キロ)の直球を投げ込んだ。打者は反応できずに見逃し三振。本拠地が大歓声に包まれた。

 MLB公式データサイト「ベースボール・サバント」によると、103・3マイル(約166・2キロ)は球団最速タイ。09年7月3日のパドレス戦でブロクストンが記録して以来、16年ぶりだ。

 試合後の会見でエンリケスの球速を伝え聞いたロバーツ監督は「本当に特別な存在。特別な才能を持っている」と絶賛。今季の救援陣はけがや不調で安定感を欠いているが、「まだ若い選手が、物怖じしないし、相手にとってはかなり厄介。彼を起用して少しずつ信頼を築いているのはすごく心強い。大事な場面でも何度か起用してきたが、すべての場面でテストをクリアしている。見ていて楽しい」と笑顔で話し、さらなる快投を期待した。

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