大谷翔平 確信43号もサヨナラ負け 六回三重殺に呆然 ドジャース最大9差からパドレスに地区首位に並ばれる

 「エンゼルス7-6ドジャース」(12日、アナハイム)

 ドジャースの大谷翔平投手(31)は、敵地でのエンゼルス戦に「1番・指名打者」で出場。珍しい三重殺もあった中、同点の九回に4試合連発となる43号ソロを放った。一度は勝ち越しとなる一打でナ・リーグ本塁打王争いはシュワバー(フィリーズ)から単独トップの座を奪回。しかし、チームは救援陣がリードを守り切れず、延長十回サヨナラ負けで3連敗を喫し、パドレスに地区首位に並ばれた。13日は自身が先発するだけに、流れを断ち切りたい。

 メジャー3579打席目で初めて経験するプレー。大谷がバットを手にしたまま、ぼうぜんと打席の外で立ちつくしたのは同点の六回だ。

 無死一、二塁の絶好機。カウント2-2からバットを伸ばして外角直球を捉えた。二遊間を抜けたかと思われたライナー性の打球は二塁ベース後方にシフトしていた遊撃ネトの正面。打球に反応して飛び出す2走者を見た24歳が素早い判断で二塁ベースを踏んでから一塁転送。一瞬にして三重殺が記録された。

 悔しさ、落胆、怒り、…。心の中に渦巻く負の感情を大谷が次の打席で正のエネルギーに変換してみせた。

 同点の九回、現役最多469セーブの守護神ジャンセンが1ボールから投じた宝刀カットボールを渾身(こんしん)の力でたたく。

 打球が右翼フェンスを越えたのを確認した大谷はバットをフリップさせた後、一塁側ベンチに向かって咆哮(ほうこう)。気迫をみなぎらせてダイヤモンドを回ると、ベンチ内でロハスと恒例のデコピンポーズを見せた後にようやく笑みをこぼした。

 7月19~23日の5戦連続本塁打に続く、自身2度目の4戦連発。値千金の勝ち越し弾にロバーツ監督は「素晴らしかった。打席の内容、闘志、あの場面で大きな1本を打ったこと。ベンチでもそういうものが感じられた」とたたえた。

 ところが、ド軍の救援陣が踏ん張れなかった。九回裏に1点を許して延長戦に突入すると、回またぎとなった6番手カスペリアスが十回裏に適時打を浴びてサヨナラ負けだ。

 3連敗となり、この日、4連勝を飾ったパドレスに地区首位に並ばれた。一時は9ゲーム差をつけていたが、6月14日から守り続けてきた単独トップの座を失った。大谷は7月8日以降、13本塁打を記録しているが、なかなか勝利に直結しない。これで空砲率77%(3勝10敗)となった。

 大谷はきょう13日のフリーウエーシリーズ最終戦に「1番・投手」で出場予定。唯一無二の華麗な『ショウ・タイム』で連敗を止めてみせる。

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