ドジャース敗れる 大谷の3戦連発42号ソロから反撃も及ばず 今季最長10戦連続安打 先発・山本は自己最悪6失点&6四死球の乱調で8敗目

 「エンゼルス7-4ドジャース」(11日、アナハイム)

 ドジャースは終盤の追い上げが及ばず敗れた。

 大谷翔平投手はメジャー1年目の18年から23年までプレーした古巣球場で開催される「フリーウェイ・シリーズ」に「1番・指名打者」で出場。7点を追う八回1死で迎えた第4打席で3試合連続アーチとなる42号ソロを放った。

 これが古巣エンゼルスタジアムでの通算100本目となる本塁打。連続安打試合を今季自己最長の10に伸ばした。

 この日の大谷は元同僚の右腕ソリアーノに対し、初回の打席で二ゴロ、三回はナックルカーブに空振り三振。六回の3打席目はストレートの四球だった。ノーヒットのうっ憤を晴らす一打は23年8月23日のレッズ戦以来となる古巣球場アーチ。ナ・リーグ本塁打王争いは、この日の試合で42号を放ったシュワーバー(フィリーズ)と並走している。

 八回は大谷のソロの後、マンシーにも3ランが出て4-7と3点差に迫った。

 大谷は初回の第1打席は二ゴロだった。三回の第2打席は空振り三振だった。六回先頭の第3打席は四球を選んだ。

 先発の山本由伸投手は4回2/3を6安打、メジャー自己ワースト6失点KO。与四死球6もメジャー自己ワーストの乱調で、8敗目(10勝)を喫した。

 山本は初回先頭のネトに初球を先頭打者被弾。1死後に2四球とピンチを招き、この回2点を先制された。

 その後は立ち直ったかに見えたが、五回には2四死球に4安打を集中されてさらに4点を奪われ、KOされた。

 前戦3日のレイズ戦で六回途中、無四球無失点の好投でメジャー2年目で初の2桁10勝。万全を期すために中7日でこの日の降板を迎えたが、球審の不安定な判定にも泣かされた形となった。

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