山本由伸 メジャー移籍後初10勝目「高校野球思い出した」酷暑も六回途中無失点
「レイズ0-3ドジャース」(3日、タンパ)
ドジャースの山本由伸投手(26)はタンパでのレイズ戦に先発し、5回2/3を5安打無失点と好投してメジャー移籍後初の2桁勝利となる10勝目(7敗)を挙げた。「1番・指名打者」で出場した大谷翔平投手(31)は3打数2安打で、今季初の1試合2盗塁を決めた。カブスの鈴木誠也外野手(30)はオリオールズ戦に「3番・指名打者」で出場し、第1打席で先制打を放って10試合ぶりの打点を挙げた。
山本は高温多湿のタンパで自身メジャー初の10勝目を手にした。強い日差しが降り注ぐ中、六回途中無失点とし「しっかり体調を整えて挑めた。とにかくいいコンディションで投げられている」と爽やかに言った。
序盤で最速156キロの直球を意識させ、中盤の攻めに生かした。0-0の五回1死一、三塁からはともにスプリットを決め球に、前日2本塁打の1番ディアスを二飛、B・ローは空振り三振に封じた。三回以外は走者を背負いながら、無四球とストライク先行でレイズ打線を封じ「一発のある打者もいたので、丁寧にいいところを狙って投げた」と胸を張った。
暑さ対策も万全だった。冷房をなるべく避け、常温の飲料で水分補給。試合中は大量の汗が染み込んだシャツを何度も着替えた。本拠ロサンゼルスにはない酷暑を乗り切り「(オリックス時代の)2軍や高校野球の時を思い出した」と笑った。
ただ、実は少しばてていた。五回先頭打者に一塁へのゴロを打たれた後のベースカバーが遅くなり、内野安打を許した。「暑かったのでフレディ(フリーマン一塁手)が行ってくれるかなと、甘い気持ちがよぎって…」とばつが悪そうに話した。昨季は右肩痛で長期離脱を経験。2年目の今季は先発ローテーションを守っており「とにかくいいコンディションで投げられている」と実感を込めて言った。





