山本由伸、快投10勝目 六回途中無四球無失点 打線援護なし&味方失策も粘投で勝利に導く 防御率2・51はリーグ3位 大谷は1番復帰2安打2盗塁

 「レイズ0-3ドジャース」(3日、タンパ)

 ドジャースの山本由伸投手が六回途中5安打無失点で10勝目(7敗)を挙げた。88球を投げてストライク62球、無四球、6奪三振。防御率2・51はナ・リーグ3位(試合終了時)。大谷翔平投手は打線再組み換えで1番に復帰し、3打数2安打2四球、2盗塁だった。日本人コンビの活躍でチームを勝利に導いた。

 中5日のマウンド。前回7月28日のレッズ戦で7回1失点の好投で9勝目を挙げた山本が粘りの投球を見せた。

 初回1死から安打を許すも後続を断つ。二回1死から右前打で走者を背負い、2死二塁の得点圏の投球となったが、8番デルーカをカットボールで見逃し三振に仕留める。

 三回は11球で3人を料理。四回は先頭の3番カミネロを右前打で出したが、後続を2三振で斬るなど、失点を許さず。五回は内野安打と一塁フリーマンの失策で1死一、三塁のピンチに陥ったが、1番ディアスを二ゴロ、2番B・ローをスプリットで空振り三振。味方のミスを快投でカバーした。

 5回を終えて両軍無得点の投手戦。ドジャース打線が奮起したのは六回。先頭フリーマンの右前打を足掛かりに1死一、二塁からパヘスが左前適時打で先制点を叩き出す。

 ようやく打線の援護を受けた山本は六回2死からキムに左前打を許したところでお役御免。88球。余力を残して勝利のバトンをブルペン陣に託した。

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