前田健太、カブス3Aを自由契約 正式発表 自ら契約破棄権を行使 元カープ鈴木誠也とのコンビ再結成は幻に 3Aで3勝4敗、防御率5・97

 カブス傘下3Aアイオワは2日(日本時間3日)、前田健太投手を自由契約にしたと発表した。関係者によると、選手側に契約を破棄できるオプトアウトの権利があり、自ら退団を決断したという。

 前田は23年オフにタイガースと2年2400万ドル(約35億円)で合意。契約最終年の今季は救援投手としてメジャー10年目の開幕を迎えたが、7登板で防御率7・88と本来の力を出すことができず、5月にメジャー40人枠から外され、自由契約になった。今季の年俸1000万ドル(約14億8000万円)をタイガースが負担する形でカブスとマイナー契約を結んだ。新天地では先発に復帰し、ここまで12登板、3勝4敗、防御率5・97をマークした。

 米大リーグは7月末にトレード期間が終了。前田は各球団の編成が落ち着いたタイミングでFAになり、メジャー復帰の可能性が高いチームを模索するとみられる。

 現在、ナ・リーグ中地区でブルワーズと激しい首位争いをしているカブスには鈴木誠也外野手と今永昇太投手の日本人コンビが所属。中でも鈴木は同じカープでプレーしていた間柄とあってメジャーでの再タッグが注目されていた。

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