MLB激震 3年連続セーブ王がスポーツ賭博疑惑で調査 機構発表 ガーディアンズのクラセ 球団「追加選手はいないとの通知」

 米大リーグ機構(MLB)は28日(日本時間29日)、ガーディアンズの抑え、エマニュエル・クラセ投手をスポーツ賭博の疑惑で調査していると発表した。

 声明文で「MLB選手会との合意に基づき、クリーブランド・ガーディアンズのエマニュエル・クラセ投手は、スポーツ賭博に関するMLBの調査が継続されている間、8月31日まで非懲戒の有給休暇扱いになります。調査が完了するまでこれ以上のコメントは控えさせていただきます」と記した。

 ドミニカ共和国出身のクラセは19年にレンジャーズでメジャーデビュー。19年12月にトレード移籍したガーディアンズで頭角を現し、21年に抑えに定着した。22年から昨季まで3年連続40セーブ以上をマークしてセーブ王に。昨季は74登板、4勝2敗47セーブ、防御率0・61で自身2度目のマリアーノ・リベラ賞(最優秀抑え投手)を受賞した。

 メジャー6年の通算成績は366登板、21勝26敗182セーブ、防御率1・88。今季はここまで48試合に登板し、5勝3敗、リーグ2位の24セーブ、防御率3・23を記録している。

 ガーディアンズは今月初めに先発投手のオルティスが賭博に関与する投球の疑いにより、MLBから調査を受けている。今回のMLBの発表を受けて声明文を出し、「追加で影響を受ける選手や球団関係者はいないと通知を受けています。ガーディアンズは現時点でこれ以上のコメントを行うことは許可されておらず、引き続き全面的に協力しながら、リーグによる機密性の高い調査プロセスを尊重してまいります」と記した。

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