大谷翔平 6戦連発ならずも5戦ぶり1番でしぶとく1安打
「レッドソックス2-5ドジャース」(25日、ボストン)
ドジャース・大谷翔平は厳しいマークに遭い、球団新記録の6試合連続本塁打とはならなかった。一回は先発右腕ベロに内角低めの速球を見せられた後、外角のチェンジアップを振らされて空振り三振。甘い球がなかなか来ず、両コーナーを使って揺さぶってきたレッドソックスのバッテリーを攻略できなかった。
ただ、5試合ぶりに務めた1番打者の役割は果たした。1-0の三回1死。フルカウントから内角のボールゾーンに来た直球を、バットをへし折りながらも右前に転がした。しぶとい打撃で出塁すると、打線がつながる。連打で満塁に広げ、押し出し四球と犠飛で2点を追加。流れをぐっと引き寄せた。
20日から1番に入っていた主力ベッツが個人的な事情で欠場した中、チームは接戦をものにした。ロバーツ監督は「状況に応じた攻撃を展開でき、うまく試合を運べた」と上機嫌だった。





