山本由伸 1回投げきれず5失点KO メジャー移籍後最短降板 打者9人の猛攻浴び試合開始25分で大黒柱が ロバーツ監督も厳しい表情

 「ブルワーズ-ドジャース」(7日、ミルウォーキー)

 ドジャースの山本由伸投手が先発したが、1回を投げきれず5失点でKOされた。試合開始から25分、メジャー移籍後最短での降板にロバーツ監督は厳しい表情で交代を告げた。

 先頭のフレデリックにいきなりカーブを右翼線へ運ばれて二塁打に。続くコントレラスには勝負球をことごとく見極められて四球で歩かせてしまった。

 チョウリオをフォーシームで押し込み右飛に打ち取り、イエリッチも三ゴロに仕留めた。2死二、三塁と状況が変わった中、ボーンにはカウント2-2から浮いたスライダーをとらえられ、左翼席に運ばれてしまった。敵地は新加入選手の一撃に沸き返り、山本は厳しい表情を浮かべた。

 さらにコリンズに右前打を浴びたところで、プライアー投手コーチがマウンドへ。カットボールを主体にうまくカウントを整えるも、勝負球が浮いてしまう悪循環に陥った。さらにテュラングにはカウント3ボールとなり、フルカウントまで持ち込むも四球で歩かせた。直後にベンチではブルペンと連絡を取り合い、ドレイヤーが準備を始めた。ダービンは遊ゴロに打ち取ったかに思われたが、ベッツが一塁へ痛恨の悪送球。適時失策となって4点目を失った。

 続くモナステリオは右前にポトリと落ちる適時打で5失点。ここでロバーツ監督がベンチを出て交代を告げた。うつむいたままマウンドを降りた山本。打者9人の猛攻を浴び、41球でメジャー最短KOとなった。

 山本は6月25日のロッキーズ戦で雨天中断の影響もあったが、5回無失点で勝利投手に。1日のホワイトソックス戦も7回1失点の快投で8勝目をあげていた。

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