山本由伸4敗目 制球力欠き四回途中4失点で今季最短KO「立ち直れず悔しい」

 「ドジャース3-7ヤンキース」(1日、ロサンゼルス)

 今季最多の5万4031人が詰めかけた本拠地でドジャース・山本由伸投手は乱調だった。制球力を欠いて4点を失い、今季最短の四回途中KOで4敗目。「最後まで立ち直れず交代になってしまった。本当に悔しい」と落胆した。

 「立ち上がりからあまりコントロールして投げられなかった」と言う。一回は1点でしのいだが、2安打2四球で28球を要した。三回は先頭のジャッジに四球を与えた後に2ラン、連打後の暴投でさらに失点。四回1死からジャッジを打ち取ったところで96球に達し、交代を告げられた。

 昨季はワールドシリーズを含め、2度のヤンキース戦で計13回1/3を1失点と抑え込んだが、この日は別人のよう。今季ここまでは最低でも5回を投げ切っていただけに、ロバーツ監督も「らしくなかったね」と声を落とした。

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