大谷翔平と再会した元エンゼルス監督「彼が幸せそうでうれしい」 優勝した姿を見て勝利への渇望実感
「ドジャース-ホワイトソックス」(2日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が試合前のフィールドでエンゼルス時代の監督で、現在はホワイトソックスの選手育成特別補佐を務めるフィル・ネビン氏と再会し、談笑した。
大谷がキャッチボールを終えた後に再会を果たしたネビン氏は「会えて良かった」と笑顔。エンゼルスに在籍した6年間は一度もプレーオフに進めなかったことを踏まえ、「彼が幸せそうでうれしい。今、彼は素晴らしい環境にいて勝てるチャンスがある。昨年のワールドシリーズに勝った姿を見て、彼がどれほどその勝利の舞台に立ちたかったかがよく分かった」と話した。
エンゼルス時代の23年9月に受けた2度目の右肘手術を乗り越えて6月16日に投手として復帰。3度目の登板となった28日のロイヤルズ戦ではメジャー自己最速の163・7キロを計測した。ネビン氏は「彼がフィールドでやることに誰も驚かなくなっていると思う。それくらい僕たちは慣れてしまっている。本当に驚きはない。彼がリハビリでどれだけ努力してきたか知ってるからね。手術からもうすぐ2年になるけど、今こうして健康にプレーして素晴らしいことをやっていることがただうれしい」とも話した。
バンダを交えた大谷との会話では、西武で活躍する息子タイラーのことを聞かれたという。愛息のプレーを見るために来日した同氏は「日本に行って飛行機を降りたら街の至るところに翔平の写真があった。彼がそこら中にいたよ」と、大谷の人気ぶりに驚いでいた。





