「ドジャース６－１ホワイトソックス」（１日、ロサンゼルス）

　ドジャースが快勝で２連勝。「１番・指名打者」で出場した大谷翔平投手が四回の第３打席で右中間へ５年連続３０号ソロを放つなど４打数１安打１打点。中５日で先発した山本由伸投手は７回３安打１失点で自己最多の８勝目を挙げ、投打で日本選手が活躍した。

　大谷は初顔合わせの新人右腕・スミスに対して初回が二ゴロ。二回には空振り三振を喫した。５－１の四回は３試合ぶりの本塁打を打球速度１８７キロ、飛距離１２４メートルのムーンショットを右中間スタンドへたたき込み、連続無安打打席を１１で止めた。直近７戦５本塁打の量産態勢で、ナ・リーグキングを独走している。

　山本は初回を三者凡退で発進。二回は１死後に四球と左前打でピンチを招いたが後続を断った。味方打線が初回に４点を先取し、三回にも１点を追加し５－０となった直後の四回に２長短打で１点を失った。しかしその後は五、六、七回と１人の走者も許さなかった。山本が自己最多に並ぶ７回を投げるのは、５月２０日のダイヤモンドバックス戦以来で今季３度目。この日の７回１失点で防御率２・５１とした。

　前回６月２５日のロッキーズ戦は５回１安打無失点。雨天中断により、５６球で降板を強いられたが、７勝目を挙げメジャー１年目の勝ち星に並んだ。この日は自身２連勝で、メジャー２年目で自己最多を更新する８勝目を挙げた。