10点リードで救援失敗の野手キケ、試合後に“泣いた”驚きの理由 「やばいよ、ハリ」 しっかり気持ち切り替え

 「ドジャース13-7ナショナルズ」(22日、ロサンゼルス)

 ドジャース10点リードの九回から登板した内野手のキケ・ヘルナンデスが“救援”に失敗。地元ファンの大歓声の中、トレードマークのヘッドギアを着用せずにマウンドに立ったが、2安打3四球で4点を失い、1死しか奪うことができずに交代を告げられた。

 今季5度目の投手起用。前回、14日のジャイアンツ戦でも11-0の九回から登板し、3安打3四球4失点で試合を締めることができなかったキケは、2試合連続の乱調にベンチに戻ると険しい表情を見せた。

 救援陣の疲労を軽減するための野手起用だったが、6点リード、1死満塁となったところでベシアを投入。温存するどころか、スクランブル発進を強いる結果にロバーツ監督は「きょうに関しては(キケは)四球が痛かった。接戦にしたくなかった」と交代の理由を説明し、「アレックス(ベシア)は3アウトのところを2アウトでよかった。そこは前向きに考えられる。でも、キケは自分にリリーフ投手たちのために1イニングを投げることができることを理解している」と話した。

 試合後のキケは自身のインスタグラムを更新。黒の画像に「Damn Hali(やばいよ、ハリ)」の一文とともに、「泣き顔」と「祈り」の絵文字を投稿。自身の投球への感情を表現したのかと思われたが、実際は、NBAファイナル第7戦の大一番でペイサーズの主力ハリバートンが第1Qで負傷交代したことへの嘆き。試合後はしっかり気持ちの切り替えはできているようだった。

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