「ドジャース－ジャイアンツ」（１３日、ロサンゼルス）

　両軍がラインアップを発表。大谷翔平投手が「１番・指名打者」で出場し、山本由伸投手が先発のマウンドに立つ。同じナ・リーグ西地区のライバルで２位につけているジャイアンツとのゲーム差は１ゲーム。首位攻防３連戦が始まる。打率・３９１と好調の金彗成（キム・ヘソン）はベンチスタート。

　大谷はここまで６７試合に出場し、打率・２９０、ナ・リーグ最多の２３本塁打、３９打点、１１盗塁、同１位のＯＰＳ１・００８＆６８得点をマークしている。前試合、１１日のパドレス戦は２点リードの九回に右中間三塁打を放ち、ダメ押しのホームイン。首位攻防戦を制して地区首位の座を守った。

　連続安打試合を８に伸ばしたが、９試合連続ノーアーチ。昨年６月には自己最多タイの１５本塁打を記録するなど、シーズンで最も調子の良い月だが、今季は６月１１試合で打率・２５０（４４打数１１安打）、１本塁打、２打点、ＯＰＳ・７２９と力を出し切れていない。

　山本はここまで１３登板、６勝４敗、ナ・リーグ３位の防御率２・２０＆被打率・１８６．前回登板、７日のカージナルス戦は６回４安打無失点、９三振を奪って好投したが、打線の援護に恵まれなかった。

　ドジャースの先発は佐々木、スネル、グラスノー、ゴンソリンの４人がけがで負傷者リスト入り。開幕投手を務め、ただ一人、ローテーションを守り続けている山本への期待は大きい。

　ジャイアンツの先発はエース右腕のウェッブ。昨季まで４年連続２桁勝利を記録しており、今季はここまで５勝５敗と勝ち星には恵まれていないが、防御率２・５８と安定している。大谷は過去の対戦で打率・３６４（１１打数４安打）、４四球、３三振と相性はいい。

▽ジャイアンツのラインアップ

１番・中堅　李政厚　　　　　　　打率・２７５　６本塁打　３２打点　６盗塁　ＯＰＳ・７７６

２番・遊撃　アダメス　　　　　　打率・２０４　７本塁打　３１打点　ＯＰＳ・６２７

３番・左翼　ラモス　　　　　　　打率・２９５　１１本塁打　３６打点　ＯＰＳ・８４６

４番・一塁　スミス　　　　　　　打率・３２０　１本塁打　７打点　ＯＰＳ・８２５

５番・ＤＨ　フローレス　　　　　打率・２５９　１１本塁打　５１打点　ＯＰＳ・７４１

６番・三塁　シュミット　　　　　打率・２２６　１本塁打　６打点　ＯＰＳ・６４７

７番・右翼　ヤストレムスキ　　　打率・２４０　５本塁打　２４打点　ＯＰＳ・７１３

８番・二塁　フィッツジェラルド　打率・２４４　２本塁打　９打点　ＯＰＳ・６４８

９番・捕手　キズナー　　　　　　４戦１１打席

　　　投手　ウェッブ　　　　　　５勝５敗　防御率２・５８

▽ドジャースのラインアップ

１番・ＤＨ　大谷　　　　　　　打率・２９０　２３本塁打　３９打点　１１盗塁　ＯＰＳ１・００８

２番・遊撃　ベッツ　　　　　　打率・２６９　９本塁打　３３打点　ＯＰＳ・７６６

３番・一塁　フリーマン　　　　打率・３４７　９本塁打　４１打点　ＯＰＳ・９９６

４番・捕手　スミス　　　　　　打率・３２４　６本塁打　３７打点　ＯＰＳ・９３０

５番・右翼　Ｔ・ヘルナンデス　打率・２６１　１１本塁打　４７打点　ＯＰＳ・７７６

６番・三塁　マンシー　　　　　打率・２３８　９本塁打　３５打点　ＯＰＳ・７８１

７番・中堅　パヘス　　　　　　打率・２８５　１２本塁打　４０打点　ＯＰＳ・８０７

８番・左翼　コンフォート　　　打率・１７５　４本塁打　１２打点　ＯＰＳ・６００

８番・二塁　エドマン　　　　　打率・２５０　９本塁打　３３打点　ＯＰＳ・７４３

　　　投手　山本　　　　　　　６勝４敗　防御率２・２０