メッツ・千賀 右太もも裏負傷で緊急降板 7勝目挙げるもIL入りへ

 「メッツ4-3ナショナルズ」(12日、ニューヨーク)

 メッツ・千賀滉大投手(32)をアクシデントが襲った。好投を続けていた六回1死、一塁ゴロのベースカバーに走った際に右太もも裏を負傷。グラウンドに倒れ込み、苦悶(くもん)の表情を浮かべた。自力で歩いてベンチへ戻ったものの、再びマウンドに立つことはできなかった。

 力強い速球に武器のフォークや緩いカーブを使い、許した安打は一回の1本のみ。三回1死からは4者連続三振を奪うなどナショナルズ打線を封じた。快投に酔いしれていた地元ファンは、突然の降板劇に頭を抱えた。

 昨季も故障に苦しんだ。キャンプ序盤で右肩を痛め、ようやく戦列に加わった7月26日の試合で左ふくらはぎを故障。レギュラーシーズンの登板は、結局この1試合にとどまった。

 リーグ1位の防御率を1・47とし、チームトップに並ぶ7勝目を挙げた右腕の離脱は大きな痛手だ。負傷者リスト(IL)に入れる見通しを示したメンドサ監督は「千賀には戻ってきた時、チームにとって重要な存在になると伝えた」と復活を期待した。

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